心療内科・精神科

身体の不調があり検査しても異常なしと言われた…それは心のメッセージかもしれません

心療内科とは、うつ病・パニック障害・認知症などに対しこころとからだの両面から取り組む診療科です。
医師・看護師・精神保健福祉士等他職種が連携した支援体制を心がけております。

CTの画像診断や各種心理検査をもとにした認知症検査、診断、治療に力を入れています。

下記にあてはまる方は一度受診をご検討ください。

• ● 気分が沈んで意欲がでない
• ● これまで楽しかったことが楽しめない
• ● 日中眠気がある
• ● 寝つきが悪い
• ● 不安でソワソワする
• ● 死んだほうが周りは喜ぶような気がする
• ● 怖くて人前に出られない
• ● 死にたい
• ● 見張られている気がする
• ● 物事に集中できない
• ● 過呼吸
• ● 常にからだがだるい
• ● 物忘れがひどい
• ● 寝すぎる
• ● 手を洗いすぎる
• ● 胃痛や下痢
• ● のどが詰まった感じがする

EMDR

外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神疾患の治療に力を入れています。

外傷後ストレス障害

PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、精神的に大きなショックを受けた後、その外傷体験を繰り返し思い出したり、悪夢を見たり、その体験がまさに今起こっているように感じられたりする症状が見られます。頻繁になると、不眠や体調不良などが続き、うつ病を併発することもあります。

EMDRとは

PTSDの治療法のひとつです。PTSDは、精神的に大きなショックを受けた記憶が、きちんと処理できていないために、目の前でまさに今、同じ体験をしているように感じてしまいます。EMDRは、そのきちんと処理できていない記憶の適切な情報処理を促進する治療法です。

治療について

来院いただいて、その日からEMDR治療を行うということはできません。医師の診察を受けていただいて、適切な診断によって治療方針を決めていく必要があります。治療経過に関しても、良い結果が出る人もいれば、そうでない人もいます。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

大きないびきや呼吸が止まるいびきに要注意

• ● 昼間眠くてしょうがない
• ● 目覚めた時に頭痛がする
• ● 常習的にいびきをかく
• ● 夜中に何度も目が覚める

睡眠時無呼吸症候群を放っておくと

• ● 心筋梗塞
• ● 脳血管障害
• ● 不整脈

睡眠時無呼吸症候群は、治療が可能です。

睡眠時無呼吸症候群（Sleep Apnea Syndrome：SAS）とは睡眠中に10秒以上の呼吸が停止。この無呼吸が1時間に5回以上繰り返される病気です。この病気は睡眠中に異常な呼吸を示す病態（睡眠呼吸障害）の代表的な疾患です。

当院では、自宅で行える簡易PSG検査他、より詳しく睡眠状態を判断できるPSG検査を行っています。また、精密検査が必要か否かを簡単に判断できるスクリーニング検査（企業等団体検査も可能です）も行っております。

検査結果に応じて減量指導・適正飲酒指導・禁煙指導の他、中等度重度のSAS患者さんには、CPAP（シーパップ／経鼻持続陽圧呼吸療法）という治療方法を行います。これは睡眠中に閉塞している上気道に空気を送り込み押し広げて無呼吸を防ぐ治療効果の高い治療法です。